朝、目が覚めて時計を見たら24時過ぎ。 まだ頭がクラクラしてたのでもう一度寝る。 起きたら3時過ぎ。体調はかなり良くなった。 なので、本日予定されている発表の準備を始める。 資料はあらかた出来てるけど練習が全然出来てない。 部屋で一人ぶつぶつ言いながら朝食の時間を待つ。 6:30朝食開始時間。 急いでレストランに行くと誰もいない感じ。 周囲をウロウロしてるとホテルの人に声をかけられた。 フランス語だったので???と首を傾げてると、 「Breakfast。OK。」と教えてくれてた。 中に入ると確かに全部ではないが食べれる状態。 山盛りのパンとコーンフレークとオレンジジュースを取り、 座ったとたんに一気に平らげる。うまいっす(ノ_・、)グスン
お腹が満たされたところで部屋に戻って身支度。 シャワーを浴びて着替えてレジストレーションに行く。 レジストレーションの時、ソーシャルイベントやガラパーティーに出るか聞かれるが、 孤立するのは目に見えてると思い断る。 で、会場に向かおうとするとすれ違いざま外人さんに呼び止められる。 「日本人の方ですか?」 「Yes」 って日本語で聞かれたのに一瞬気付けなかった。 声をかけてくれたのはモロッコ出身で日本で働いてるTRKさん。 この方のお誘いで、いったん断ったイベントを再度申し込む。 彼のおかげで俺のモロッコ滞在の空気が一気に変わった。
その後、午前のセッションを聴講したがスピードについていけず、 内容がさっぱりわからない。まいった。 で、自分の発表が迫ってることから緊張のあまり昼食は食べられず。 部屋にこもって一人で悶々とする。
午後、いよいよ発表。 会場に向かうエレベータで自分のセッションのチェアと偶然出くわす。 簡単な挨拶をした後、発表前の紹介用のショートプロフィールを書いてと、 紙を渡されたが何を書いて良いかわからず悩んでいると、 チェアの方が近づいてきてゆっくり丁寧に教えてくれた。 何となくドイツ人っぽくて、声の低いダンディーな方だった。 ともかく、チェアが怖い人ではなさそうで一安心。 発表は午後のセッションの最初。 が、ランチの後ってことで聴衆はまばら。ラッキー♪ なんて思ってたら、「時間もあるしもうちょい待ちましょう」とチェア。 その間、某日本の大学の教授のSKT先生が声を掛けてきてくれた。 なにやらうちのボスや、ピーさん、バンさんとも知り合いらしく、 よろしく!がんばってねと言って貰った。
結局セッションは20分遅れで開始。寸止め食らって緊張MAX。 しかもおいらの次の発表者が来てないらしく、 「時間がたっぷりあるから思う存分議論しましょう」だって。 な、な、な、なんてこったい。。。・゚・(つД`)・゚・ チェアが簡単な紹介をしてくれた後、(りつまいかんって言ってたw) 腹をくくって発表開始!! 発表は基本的にプレゼン資料の内容を読みつなげる形にしたから、 とりあえずこなす事は出来た。 ひどい発音で全然通じてないと思うけど。。。 聴衆もさすがに英語がだめっぽいのはわかったらしく、 かなりゆっくり簡単に質問してくれたので助かった。 2,3質問に答えて「終わった!!」と気を抜いたら、 最後にチェアが質問してきた。油断した。 一度切れた緊張の糸はどうにも出来ずシドロモドロ。 最後はチェアの苦笑いでおいらの発表は終了した。
発表が終わって同じセッションの他の発表を放心状態で聞く。 やっぱりスピードについていけない。 ってか、偶然か非常に早口の人ばかりな気がする。 皆、何かに取り付かれたみたいに話し続けてる感じ。 セッションが終わると力尽きて部屋に戻って一休み。
18:30、市内観光のソーシャルイベントに参加するべくロビーへ。 そこで新たな日本人発見!! TKWさん、TKNさんという方達とSKT先生と行動をともにすることに。
馬車で新市街を抜けて旧市街に入って行く。 街中は本当に混沌としていて、いつかテレビで見たような風景ばかり。 道行く人もバイクも車も、すごく異国情緒に溢れていた。 交通はとにかくバイクが多く、商店街みたいな所もバイクがガンガン通る。 バイクといってもカブか、チャリにエンジン積んだみたいなのばっか。 数が尋常じゃないからとにかく排気ガスの匂いが凄くて息苦しかった。 そんなこんなで元宮殿だったという美術館に到着。 中はいかにもイスラム経の文化らしい装飾や展示。 しばらくのんびりそれらを眺めた後、 中庭らしきところで休憩というかお茶の時間に。 TKWさん、TKNさんは海外経験が豊富らしくいろいろ話しを聞く。
しばらくして今度は有名な広場まで街中を歩いて移動。 古びた商店街というか生活のにおい豊かな通りを歩く。 ときおりどこで覚えたのか売り子に日本語で声を掛けられる。 やはりどこに行っても日本人はカモにされてるんだと再認識。 立ち止まるととたんに数人に囲まれそうになる。 これは怖くて一人歩きは到底無理だと思った。
広場に着くと、そこは異常な数の人だかり。 聞くと、そこでは毎日がお祭りで日々の疲れを癒すというか、 夕飯がてら屋台でいろいろ買いながら過ごす場所らしい。 あまりの熱気と人だかりに完全に酔ってしまいクラクラ。 しかもツアーはそこで解散らしく、後は適当にって。。。 幸いTKWさんが日中一度ここまで来ていたらしく、 道を覚えてるとのことでホテルまで誘導してもらう。 が、これが思いのほか遠い。。。 軽く1時間近く歩く羽目になってしまった。 ちなみに道中、凄まじい交通量にも関わらず信号がほとんどない。 なので、気合で渡るしかない。これはかなり冷や汗ものだった。 そんなこんなで無事にホテルに到着。 部屋に戻るとクタクタで空腹も忘れて寝てしまった。
と、耳寄り情報。どうやら無線LANが使えるらしい。 明日、TKWさんが詳細を教えてくれるらしい。 これで久々に相方と連絡が取れそうだ。