ズル休みのようで

ズル休みじゃないのだ。たぶん。。。
今日は有給とって、学位研究がらみのワークショップに参加してきた。
最近はすっかり慣れてしまった東京日帰りツアーw
とはいえ、やっぱ遠いなぁ。。。
ま、そんな訳でたまにはまじめに語ってみる。

で、参加したのは「知能と最適化」をサブテーマに
積付問題を扱うと言った趣向のもの。
積付問題とは、諸々の制約条件が存在する中で
コンテナや配送用パレットの上にどうやって荷物を積むか、
如何に効率や運搬時の安全性を高めるか。見たいな事。
まあ早い話が、
「与えられた積み木を上手に箱に詰めなさい」
という問題をコンピュータに解かせようって事かなw

とかく、コンピュータは三次元情報を扱うのが苦手。
それは空間認識と言う概念がなく、
それこそマトリックスみたいな記号の世界だから。
その点、人間の能力ってのはずば抜けてるわけで。
その道のプロは見た目や感覚、経験から瞬時に判断し、
この手の作業を片付けてしまう。
子供がレゴブロックとかで遊んでるときに、
設計図とか何も無いのに家とか組み立てちゃうあの感じ。
最近の子供はこの能力の衰えが著しいらしいけど。。。
さらに特筆すべきはその適応能力や応用力。
いつも同じとは限らない様々な形状、数量、制約の積荷に対し、
驚くほど柔軟に対応可能なのが人間の凄いとこ。
野球の球が投げれるようになれば、
たいていどんな種類のボールでも投げれたりする。
人間には当たり前でも機会には無理なわけで。
テクニックそれにともなうメタ知識の学習。そして応用。
さらに試行錯誤による知識の練成。
この辺が知能システムにおける大きなテーマの一つ。

で、今日は予てから一度話が聞いてみたかった京大の先生と、
以前からサーベイでよく見てた京都工繊の先生の発表があった。
特に京大の先生。
非常に感じるところの多い内容で、1時間の発表時間が一瞬だった。
1本目の論文を書き終えて以来感じ続けてきた疑問に対して、
一つの答えと成りうる非常にわかりやすいヒントを貰った気がした。
「どうやってこの問題を解決するのか」ではなく
「なぜこの問題扱うのか」と言う部分。
いつの間にか見失ってた気がする。

興奮してたらえらい長くなったなぁ(^_^;)
ま、今日の結論。

やっぱ自分の選んだフィールドは楽しい☆

早く帰りたいなぁ。。。がんばろ!!

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