解夏

今日は相方が歓送迎会で遅いとの事で、
適当につまみ買ってビール片手に映画など見てみた。
ドラマでもやってたけど、
同じ原作でも脚本でこれほどまでに印象が変わるんだと再確認。
ドラマは最初の数話で見るのを辞めてしまったけど、
映画は最後まで飽きずに見る事が出来た。

長崎を背景にゆったり流れる物語。
主人公を取り巻く人物がみんな暖かく優しく描かれていて、
非常に悲劇的な状況をゆっくりと、
でも確実に進むしかない主人公との交流が涙を誘う。
時折登場する主人公の母と、和菓子屋の女将の会話が
一服の清涼剤のような笑いと、
複雑な母親の心の機微をかいま見せてくれる。
キャスティングも見事で非常に安心して見ていられた。
個人的には良い映画だと感じた。

今度は酒抜きでもう一度見てみたいと思った。

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