何とか無事に終了(^_^;)

眠れないと思ってたらいつの間にか寝てた。
で、気づいたら起床予定時刻を大きく過ぎてる(・_・;)
急いで身支度開始。
外を見てみたら昨日までの晴天が嘘のように雨模様。
なんだか幸先の悪い感じがしてちょっとブルー。
普段はめったに使わない整髪料で髪型をキッチリしてみる。
やはり使い慣れてないからしっくりこないが仕方が無い。
ネクタイ締めて準備完了。なんとか遅れを挽回。
約束の2時間前に出発。
まずは西武百貨店へ手土産を買いに行く。
前もって準備しておくべきなのだが昨日の今日だしね。
本来なら実家にゆかりのものなど持つべきだろうが、
心はとっくに滋賀県民。しかも今は滋賀県民でも大阪府民でもない。
ので、やっぱり味のわかってる無難なお店の和菓子にする。
ここまでの誤算は、雨でいつも以上に道が混んでる事。
や、やばい。。。(゚Д゚≡゚Д゚)

何とか7分前には目的地周辺到着。
微妙に早いので近辺を車でグルグルまわってから
3分前に相方の家に到着。
間が悪く、玄関先でお父さんが喫煙中なのが視界の端に映ったので、
一呼吸おいてから車を降りてインターホンを鳴らす。
「いらっしゃい♪」と相方のお出迎え。
玄関を入るとお母さんが待っていた。
「こんにちわ。お久しぶりです。」と何とか自然に言葉が出て一安心。
応接間に通されて相方ともども待つことしばし。
お父さんが登場。同じく簡単な挨拶。鼓動が高まる。
お茶を入れてくれてるお母さんが来られるまでしばし沈黙。重い。。。
何か間をつなごうとしても言葉が出ない。
そうこうするうちにお母さんがお茶を持って登場。役者はそろった。

いよいよ本番!!

これまでのいきさつ、今日に至る経緯を簡単に説明。
二人の5周年の記念日にプロポーズしたこと。
エンゲージリングを相方に贈ったこと。
で、今日は御両親に二人の結婚の許しを貰いに来たこと。
ここまで話して座布団をはずす。

「相方と結婚させてください」

何とか噛まずに言えた☆
そしてお父さんの言葉を待つ。以下、記憶の限り。。。

この娘は仕事柄毎日多くの人を見てきている。
そんなこの娘の選んだ人間だから何も心配していない。
これだけ長く付き合ってこれたのだからなおのことだ。
逆に長すぎた春にならないかと心配してた。
以前、うちで一緒に食事してからもかなり経つのに、
いつまで経っても何の変化も無い様子。
かと言って、本人に聞くことも出来ないから、
うちのに聞いたりしてたけど何もしならないというし。。。
だから今日、こうして来てくれたことが本当に嬉しい。
と同時に凄く安心した。ありがとう。

概ねこんな感じの言葉を頂戴した。
そこまで心配はしてなかったとは言え、快諾して頂いた事にただただ感謝。
そして、さらにこう続いた。

何も心配はしてないけどあえて言わせて欲しいが
次の二つのことは絶対に守って欲しい。
・この娘を泣かすようなことはしないで欲しい
・何があってもこの娘を守ってやって欲しい
この二つだけは親の気持ちとして汲んでおいて欲しい。

とても普通で、ありふれていて、何の変哲も無いセリフ。
でも、これほど心に響く言葉は他には無いのではないだろうか?
子を思う親の気持ちってのは普遍のもので、
言葉にするとシンプル極まりない。
だからこそ、そこに込められた気持ちをストレートにぶつけられた時に
感じる重さや強さが心を揺るがすんだと思う。
横にいる相方の涙が、そのことの尊さを物語ってる気がした。

「お約束します。全力で頑張ります」

おいらが返せたのはたったこれだけ。
ここで色々素晴らしい誓いを立てるべきかもしれないけど、
それは逆に失礼に当たる気がしたし、そんな余裕も無かった。

その後、今の自分の状況など簡単に説明。
それから家族のことも。包み隠さず。事実をありのままに。
それすら寛容に受け入れて頂いた事を本当に感謝した。
そして、今後の具体的なことについても少し相談。
古いしきたりが今なお残る土地柄と聞いていたから覚悟してたが、
出来る限り簡単に済ませたいとのこと。ありがたい。
自分の実家でそんな風習は聞いた事が無いから、
その手のことで悩むことはかなり少なく出来そうだ。

歓談中、何気に朝から何も食べてないのを思い出した。
それを察するかのように手作りおはぎを出してくれた。
今まで食ったおはぎの中で一番うまいと感じた。
で、たっぷり3時間ほどお話させていただき、お暇することに。
義父母に見送られながら相方の家を後にする。

車中、一緒に出て来た相方と色々話をしながら、
「幸せになる!そして、幸せにする!!」と心に誓う自分がいた。
一生変わることが無い左を見つめながら。。。

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